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JT-60Uにおける炭素材を用いたLHアンテナ先端部の開発

R&Ds of the LH antenna mouth made of carbon in JT-60U

関 正美; 澤畠 正之; 篠崎 信一 ; 平内 慎一; 鈴木 貞明; 長谷川 浩一; 下野 貢; 横倉 賢治; 石井 和宏; 佐藤 文明; 森山 伸一; 藤井 常幸

Seki, Masami; Sawahata, Masayuki; Shinozaki, Shinichi; Hiranai, Shinichi; Suzuki, Sadaaki; Hasegawa, Koichi; Shimono, Mitsugu; Yokokura, Kenji; Ishii, Kazuhiro; Sato, Fumiaki; Moriyama, Shinichi; Fujii, Tsuneyuki

JT-60Uの研究目的は、良好な閉込を長時間維持することである。高性能の閉込には、非誘導電流駆動や高い割合の自発電流の実現,高プラズマ圧力の達成が重要であり、LH装置やEC装置を用いた電流分布制御や局所加熱が中心的な役割を果たす。そこで、LH及びECの長パルス入射が不可欠であるが、LHの性能を決めるアンテナが、熱負荷により長パルスでの入射が困難になってきていた。そこで、アンテナ性能の回復とアンテナへの熱負荷対策として、耐熱性が高い炭素材をアンテナ形状にして取付ける世界で初めての開発を行った。コンディショニングを注意深く進めた結果、880kW-18秒を達成した。電流駆動を行うことができ、電流駆動用アンテナとしての性能も発揮できた。しかしLHアンテナの先端部をチェックしたところ、炭素製先端部には昇華は見られなかったが、炭素製先端部とステンレス製アンテナ間に、放電によりダメージが見られるところがあった。原因は、電気接触が不完全になり、高周波放電が発生したからと推測された。ダメージが進展した原因は、放電時の光を検知する保護機能が十分に働かなかったからであった。今後、高周波放電のきっかけをなくすために、電気接触の改良を図る構造や電気接触子を開発して行く。

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