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キャビテーション損傷の潜伏期の定量的予測に関する一考察

A Prediction method of incubation period on cavitation erosion

祖山 均*; 二川 正敏  ; 直江 崇*   

Soyama, Hitoshi*; Futakawa, Masatoshi; Naoe, Takashi*

中性子源に生じるキャビテーション損傷の潜伏期の定量的予測法の構築を目途として、原子力機構にある電磁式衝撃試験装置(MIMTM)を用いて、キャビテーション気泡の発達時間とキャビテーション損傷にかかわるキャビテーション強さの関係を明らかにした。得たる結果を要約すると以下の通りになる。(1)本実験結果を整理した結果、キャビテーション気泡の発達時間の約7乗に比例して、キャビテーション損傷が増大する可能性があることを明らかにした。キャビテーション気泡の発達時間の観点から、本実験結果と流体機械のキャビテーション損傷の寸法効果に類似性が見られる。(2)圧力波によりキャビテーションを発生させる装置では、圧力波の入力パワーの0.5乗に比例してキャビテーション気泡の発達時間が増大する。本結果より、J-PARCの中性子源容器のキャビテーション損傷の定量的予測においても、キャビテーション気泡の発達時間のモニタリングは有効である。

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