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クリアランスのためのJT-60装置構造物の放射化量評価

Estimation on activation of JT-60 Tokamak device for clearance

森岡 篤彦; 及川 晃; 宮 直之

Morioka, Atsuhiko; Oikawa, Akira; Miya, Naoyuki

日本原子力研究開発機構では、JT-60改修計画の検討を進めており、これに伴い現JT-60本体の解体時のクリアランス対応に備え、放射化量を評価した。JT-60本体構造物における放射化構造物に対し、IAEA RS-G-1.7がクリアランスレベルの評価値に適用されるものとし、各構造物のクリアランスを評価すると以下のようにまとめられる。JT-60本体の構造物量は約6400トンである。重水素運転に伴い、JT-60放射化構造物のうち、評価の対象となる主要な核種は$$^{60}$$Co(T$$_{1/2}$$=5.27年),$$^{54}$$Mn(T$$_{1/2}$$=312日)の2核種である。装置構造物中における$$^{60}$$Co, $$^{54}$$Mnの2核種について、放射能濃度に関するクリアランスレベルを考慮し、運転停止後40年までについて極低レベル放射化構造物とクリアランスレベル未満となる放射化構造物の発生量を予測した。クリアランスレベル未満となる装置構造物は装置の運転停止後0.5年で約1400トンである。放射化構造物のうち、最もプラズマに近い第一壁台座部分のステンレス鋼(約50トン)は、クリアランスレベル未満となるまでに約40年を要する。

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