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イオン液体中の放射線還元反応を利用した有機ハロゲン化物の処理

Treatment of halogenated organic compound using radiation-induced reduction in ionic liquid

木村 敦*; 田口 光正; 永石 隆二 ; 小嶋 拓治

Kimura, Atsushi*; Taguchi, Mitsumasa; Nagaishi, Ryuji; Kojima, Takuji

本研究では、近年問題となっている水中微量汚染物質の中でも代表的な化学物質群として挙げられる有機ハロゲン化物の放射線処理を目的とした。有機ハロゲン化物の場合、酸化反応が起こりにくく夾雑物の影響を大きく受けるため、排水への直接放射線照射による処理は効率的ではない。そこで、イオン液体を用いて液-液抽出した後に、照射により還元分解する新規処理プロセスを考案した。今回は、イオン液体中のクロロフェノール類の放射線分解を行い、アルコール中における放射線分解の結果との比較を行った。また、イオン液体のカチオンとアニオンの種類を系統的に変えることにより、抽出還元処理プロセスに適したイオン液体としてN,N-Diethyl-N-methyl(2-methoxyethyl)-ammonium bis(trifluoromethanesulfonic)imideを選択した。

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