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2050年実用化の姿を描く; エネルギーと環境問題の調和的解決を

Perspective toward commercialization of FR cycle technology around 2050; Pursuit of a harmonious solution to energy and environment issues

向 和夫

Mukai, Kazuo

実用化戦略調査研究フェーズII成果の概要,軽水炉サイクルから高速増殖炉(FBR)サイクルへの移行,実用化に向けたFBRサイクルの研究開発の展開と課題を示し、今後の「FBRサイクル実用化への道のり」への展望を述べる。フェーズIIの成果として、主として開発を進めていく概念と補完的に開発を進めていく選択肢を提示した。今後の研究開発については、主概念に重点的に投資してくこととし、補完概念は技術的実現性の観点から重要な課題を中心に進めることが適切と考える。FBRサイクルへの移行については、既存の軽水炉の廃止が始まる2030年頃から2050年頃までは次世代軽水炉を導入し、その後は商用FBRを導入することとし、FBRの商用導入開始までは六か所の軽水炉再処理で分離・回収されたPuはプルサーマルで利用する。実用化に向けたFBRサイクルの研究開発は、2015年頃までの技術体系整備に向けた第一段階,実用化を見通すためのFBRサイクル技術の実証のための第二段階,商業ベースでの本格導入を目指して実用化を推進する第三段階の三つの段階を踏んで徐々にステップアップを図りながら進めることが適切と考えられる。

no abstracts in English

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