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ITERはその後どのように進んでいるのでしょうか?

How is ITER going forward ?

奥野 清

Okuno, Kiyoshi

「ITERはその後どのように進んでいるのでしょうか」との質問に答える形で、ITER計画について平易に解説する。ITERとは、1985年の米ソ首脳会談(レーガン・ゴルバチョフ会談)が発端となり構想された国際共同プロジェクトで、環境への負荷が少なく人類の恒久的なエネルギー源の一つとして期待される核融合エネルギーの科学的,技術的な実現可能性の実証を目的に、実験炉を建設・運用するものである。これまでに、日本,欧州,米国,ロシア(当時はソ連)の4極が実施した概念設計活動と工学設計活動により、2001年に最終設計報告書がまとめられた。その後、建設サイトとしてカダラッシュが選ばれ、さらに2005年11月には機構長予定者として池田要氏が、2006年4月には主席副機構長予定者にノルベルト・ホルトカンプ氏(欧州)が、それぞれ指名された。またこの間、2003年には中国,韓国が新たに参加し、さらに2005年12月にはインドの参加が承認され、7極体制となった。これら最新状況について述べる。

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