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PSA手法による安定ヨウ素剤配布措置の検討

Study on stable iodine administration using a PSA methodology

本間 俊充; 木村 仁宣 ; 松原 武史; 石川 淳 

Homma, Toshimitsu; Kimura, Masanori; Matsubara, Takeshi; Ishikawa, Jun

原子力の緊急事態において、放射性ヨウ素による甲状腺被曝の低減を目的とした安定ヨウ素剤予防服用の措置は、国の防災指針にも示される重要な対策である。本報告では、より実効性のある緊急時計画策定のための基礎データを得ることを目的として、確率論的安全評価(PSA)から得られた事故シナリオを検討し、安定ヨウ素剤の予防服用と避難等の他の防護対策との関係,配布法とその範囲について検討した。その結果、早期大規模放出シナリオでは、放出までの時間が短く安定ヨウ素剤配布の時間的余裕は無く予防的避難を考慮すべきこと,晩期大規模放出シナリオでは時間的余裕はあるので、避難等との複合的な防護措置が可能であること,管理放出シナリオでは屋内退避や避難との複合的措置を視野に入れて、配布方法を検討すべきことが明らかとなった。

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