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Initial stress measurement of Horonobe Siliceous rocks by DSCA method

DSCA法を用いた幌延珪藻質泥岩の初期応力測定

山口 真基*; 藤井 義明*; 福田 和寛*; 松井 裕哉 

Yamaguchi, Masaki*; Fujii, Yoshiaki*; Fukuda, Kazuhiro*; Matsui, Hiroya

北海道幌延町北進地区に分布する新第三紀の珪質岩盤では、鉛直方向の岩盤物性に関して深度方向に急激な物性変化が見られる領域(以下、遷移帯と称す)が存在することがわかっている。このような物性変化は、初期応力状態にも何らかの影響を及ぼしていると思われるが、既往の水圧破砕法による応力測定では水平面内の最大・最小主応力の大きさと方向のみが特定されており、三次元的な応力状態に関するデータがない。そこで、岩石コアを用いた応力測定手法の一つであるDSCA法を適用し3次元応力状態を把握することを試みた。その結果、平均的な水平面内主応力方向は、水圧破砕の結果と、遷移帯では若干異なっており、硬質頁岩層では類似した。大きさは、最大主応力はDSCAの方がやや大きいものの最小主応力は類似していた。一方、三次元応力状態については、遷移帯の2つの供試体で最大主応力の大きさ・方向ともに互いにほぼ一致したが、硬質頁岩層では異なっていた。

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