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重イオン核子移行反応を用いた中性子過剰ウラン元素領域のインビーム$$gamma$$線分光

In-beam $$gamma$$-ray spectroscopy of the neutron-rich nuclei in the uranium region produced by the heavy-ion transfer reaction

石井 哲朗  

Ishii, Tetsuro

原子力機構・東海タンデム加速器施設において、$$^{18}$$Oビームとアクチノイド標的との2核子移行反応を利用したインビーム$$gamma$$線測定により、中性子過剰核$$^{236}$$Th, $$^{240,242}$$U, $$^{246}$$Pu, $$^{250}$$Cmの12$$^{+}$$準位までの基底状態バンドを確立した。原子力機構で開発した高分解能Si $$Delta$$E-E検出器を用いて、散乱粒子を質量数で分離することにより可能になった実験で、これらの原子核の$$gamma$$線が観測されたのは初めてである。また$$^{250}$$Cmは、高スピンの$$gamma$$線が観測された原子核としては、最も中性子数の大きな原子核である。2$$^{+}$$準位のエネルギーの系統性から、$$Z ge 96$$では$$N=152$$が変形閉殻構造をしているが、$$Z=94$$のPuでは閉殻が消滅していることを明らかにした。

no abstracts in English

使用言語

 :

Japanese

掲載資料名

 :

巻

 :

号

 :

ページ数

 :

発行年月

 :

発表会議名

 :

日本物理学会2006年秋季大会(理論核物理,実験核物理,宇宙線・宇宙物理)

開催年月

 :

2006/09

開催都市

 :

奈良

開催国

 :

日本

キーワード

 :

no keyword

特許データ

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PDF

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論文URL

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研究データの公開先DOI

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使用施設

 :

タンデム加速器  

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