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IFMIFリチウムループにおけるベリリウム-7挙動と線量評価

Estimation of beryllium-7 behavior and dose in IFMIF lithium loop

井田 瑞穂; 中村 博雄; 杉本 昌義

Ida, Mizuho; Nakamura, Hiroo; Sugimoto, Masayoshi

IFMIFリチウム(Li)ターゲットで生成されるベリリウム-7($$^{7}$$Be)は早期に平衡状態に達して放射能が5.0$$times$$10$$^{1}$$$$^{5}$$Bqとなるが、Li流れにより輸送されループの温度分布に従い機器内面に堆積し、メンテナンス時の作業員被曝に支配的な影響を及ぼす。液体Li中でのBeの溶解度は温度及び窒素濃度に支配されることが実験によりわかっているので、IFMIFの条件を考慮し$$^{7}$$Beの挙動を評価した結果、$$^{7}$$Beの溶解度は極めて低くほとんどがBe$$_{3}$$N$$_{2}$$の状態で堆積し、$$^{7}$$Be放射能は熱交換器の最下流の1/10部分で5.0$$times$$10$$^{1}$$$$^{5}$$Bq、コールドトラップで6.4$$times$$10$$^{1}$$$$^{3}$$Bq、ダンプタンクで3.5$$times$$10$$^{1}$$$$^{1}$$Bqと局在化することを明らかにした。そこで、これら機器の周囲の線量当量率を解析コードQAD-CGGP2Rで計算し、各機器に必要な放射線遮蔽を明らかにした。例えば、熱交換器の鉛の遮蔽材厚さは8cmで十分であった。さらに、計算結果に基づき各機器の遮蔽体設計及びメンテナンスシナリオの検討を行った。

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