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Development of electron beam technology for the treatment of PCDD/Fs in municipal waste incinerator gases

電子ビームによるごみ燃焼排ガス中ダイオキシン類処理技術の開発

広田 耕一; 田口 光正; 箱田 照幸; 小嶋 拓治

Hirota, Koichi; Taguchi, Mitsumasa; Hakoda, Teruyuki; Kojima, Takuji

ごみ焼却施設である高浜クリーンセンターから排出される1000m$$^3$$$$_N$$/hの排ガスに電子ビーム照射し、排ガス中のダイオキシン類を分解する試験を行った。その結果、所期の目的であった90%以上の分解率がダイオキシンでは12kGy、フランでは16kGyでそれぞれ得られた。この吸収線量の相違の原因を突き止めるため、同族体別にダイオキシン及びフランの分解挙動を調べた。その結果、ダイオキシンはおもに排ガスへの照射により生成するOHラジカルにより酸化分解しているのに対し、フランは照射後4塩素化同族体の濃度が増加したことなどから、おもに脱塩素反応を起こしていることを明らかにした。また、経済性評価を行い、既存施設に付設する場合現在普及しているバグフィルター法に比べ、電子ビーム法は7%程度年間コストを低く抑えることができることがわかった。

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