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Stability and disturbance of cable-in-conduit conductors for fusion magnets

核融合炉マグネット用ケーブル・イン・コンジット導体の安定性と擾乱

安藤 俊就*; 木津 要; 土屋 勝彦; 玉井 広史 ; 松川 誠

Ando, Toshinari*; Kizu, Kaname; Tsuchiya, Katsuhiko; Tamai, Hiroshi; Matsukawa, Makoto

現在核融合マグネットの導体に最も多く使用されているケーブル・イン・コンジット(CIC)導体の安定性について簡単なモデルを用いて考察した。その結果、低レベルの擾乱が導体に発生した場合は、導体の安定性はN値(超伝導状態から常伝導状態に転移していく勾配)が小さいほど高くなり、素線の銅比には依存しないが、高レベルの擾乱が発生し、それによる導体の温度が臨界温度以上の温度まで上昇すると、導体の安定性はN値には依存しなくて、むしろ銅比に依存し、それが大きいほど安定になることを明らかにした。また、NbTiとNb$$_{3}$$Snとの比較において低レベルの擾乱ではNb$$_{3}$$Snの方が安定であるが、50mJ/cc以上の擾乱の場合では、いずれの超伝導材料もSteklyの安定性評価で決まることを明らかにした。以上より、JT-60SAの導体の設計基準として、銅比を考慮したSteklyの安定性評価を採用すべきであることを示した。

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