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${it C. elegans}$の化学走性神経回路モデルによるストレス応答シミュレーション

Simulation of stress responses in ${it C. elegans}$ by using a neuronal circuit model of chemotaxis

鈴木 芳代; 坂下 哲哉; 辻 敏夫*; 深本 花菜; 浜田 信行*; 和田 成一*; 原 孝光*; 柿崎 竹彦; 小林 泰彦

Suzuki, Michiyo; Sakashita, Tetsuya; Tsuji, Toshio*; Fukamoto, Kana; Hamada, Nobuyuki*; Wada, Seiichi*; Hara, Takamitsu*; Kakizaki, Takehiko; Kobayashi, Yasuhiko

神経系のモデル生物として知られる線虫(${it C. elegans}$)は、化学物質に応じた誘引,忌避行動(化学走性)を示す。また、水溶性の誘引物質であるNaClと餌の有無を組合せて条件付けすると、餌がない状態でNaClにさらした場合では、NaClを忌避するように化学走性が変化する連合学習能を有している。われわれは、NaClと餌との連合学習の最中に$$gamma$$線照射による一種のストレスを加えるとNaClに対する化学走性の攪乱が生じること及び揮発性の誘引物質であるベンズアルデヒドに対する化学走性には変化が生じないことを見いだし、$$gamma$$線照射によってNaClの情報伝達に関与する神経回路上のいずれかの部位に変化が生じたものと予想された。そこで、化学走性にかかわる神経回路上で放射線ストレスによって変化する部位を探るために、全ニューロンと神経接続のデータベースをもとに、化学走性に関与するニューロン及び接続を再現する神経回路モデルを作成し、照射前後の応答をコンピュータ上でシミュレートすることで、神経回路上で生じた変化の予測を試みた。

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