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Chemical studies of the transactinide elements at JAEA

原子力機構における超アクチノイド元素の化学研究

塚田 和明  

Tsukada, Kazuaki

原子力機構タンデム加速器で行っている超アクチノイド元素の化学挙動研究について報告する。タンデム加速器では104番元素Rfラザホージウムを対象に溶液化学的研究を進め、フッ化水素酸溶液あるいは塩酸溶液中におけるRfの陰・陽イオン交換樹脂への吸着挙動を同族元素のHfやZrと比較している。その結果からRfとフッ化物イオンの錯形成は同族元素に比べ著しく劣ること,塩化物イオンに対しては、大きな差がないことが明らかになってきている。フッ化物イオンが「かたい」塩基に分類され、小さくて分極しにくい酸と結合しやすいことから、RfはHf及びZrと比べて「やわらかい」酸であることが予測される。このことはRfのイオン半径がZr及びHfに比べ大きいことが期待され、理論的に予測されている傾向と一致した。

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