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東濃における地質環境特性の調査・評価技術開発; 排水処理設備停止後の水理・地球化学観測結果、排水停止及び排水開始後に得られた知見

Development of investigation and evaluation technology for geo-environmental characterization in Tono; Results of hydrogeological and hydrochemical monitoring during recovery and drawdown in the water level of shafts

竹内 竜史  

Takeuchi, Ryuji

2003年から開始した2本の立坑の掘削は、2005年10月時点で両立坑とも深度約180mに到達した。同年10月末、河川への放流排水の水質を環境基準で管理するための排水処理設備の改善を実施するため立坑内からの排水を停止した。その結果、地下水の湧出により立坑内の水位が上昇し、2006年2月に立坑内の水位は深度約50mに達した。その後、立坑内の湧水の連続的な排水を開始し同年5月末に両立坑の排水が完了した。この間の立坑内の水位変動は大規模な揚水試験とみなすことができる。また、周辺のボーリング孔では、立坑掘削に伴う水頭低下と排水停止後の水頭回復,回復後の状態など、地下施設の建設段階及び閉鎖段階の現象を一部模擬したものとして周辺地下水の状態を観察することが可能であった。本報告では、立坑掘削,排水停止,排水再開における一連の水位変動により得られた地下水の水理・地球化学観測結果と結果に基づく検討により得られた知見を紹介する。

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