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Impact of reflector on calculation accuracy of tritium production in DT neutronics blanket experiment

DT中性子照射ブランケット核特性実験におけるトリチウム生成量の計算精度に関する反射体の影響

佐藤 聡; 和田 政行*; 西谷 健夫; 今野 力  

Sato, Satoshi; Wada, Masayuki*; Nishitani, Takeo; Konno, Chikara

FNSでは、これまで、DT中性子源を用いて、固体増殖ブランケット核特性実験を行い、ブランケットモックアップ中のトリチウム生成量を測定している。DT中性子源の周囲に中性子反射体を付けた体系と反射体なしの体系で行っている。これらの実験結果から、モンテカルロ法による計算精度を評価している。反射体付の体系では計算精度が、反射体なしの体系に比べて、悪くなっている。本論文では、トリチウム生成量計算精度に関する反射体の影響を調べた。個々の中性子の飛行経路を、モンテカルロ計算によって評価し、積算トリチウム生成量に関して、反射体から散乱された中性子によるものは、全生成量の24%$$sim$$57%の範囲であることがわかった。計算結果の実験結果に対する比の1からのずれは、反射体から散乱された中性子の割合が増加するにつれて、増大している。計算結果の実験結果に対する比の1からのずれの増大は、反射体から散乱された中性子によって引き起こされていると考えられる。したがって、後方散乱中性子の計算を改善することによって、トリチウム生成量の計算精度を向上させることが可能である。

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