検索対象:     
報告書番号:
※ 半角英数字
 年 ~ 
 年

Material issues related with beam cutoff and recovery system in the J-PARC linac J-PARC

リニアックにおけるビーム遮断と回復システムに関連した材料問題

大内 伸夫 ; 吉川 博; 榊 泰直; 上野 彰  ; 長谷川 和男

Ouchi, Nobuo; Yoshikawa, Hiroshi; Sakaki, Hironao; Ueno, Akira; Hasegawa, Kazuo

J-PARCは世界最大のビーム強度を有する加速器の一つであるため、運転異常によって加速器表面への深刻な衝突を招く可能性があり、その結果加速器機器への熱的,機械的な損傷をもたらす。これを避けるためには、異常を検知した後速やかにビームを遮断する必要がある。一方、1秒以内に陽子ビームの回復させることは核破砕ターゲットの熱応力の緩和に有効である。加速器を保護するために、ビームの遮断と回復を制御するための機器保護システム(MPS)が開発された。リニアックでは、1パルス内でビームを遮断する必要があり、MPSの高速遮断システムでは数マイクロ秒で遮断することが可能で、これはSDTL以降について有効である。一方、DTLにおいては、許容遮断時間評価値を越えており、現実的なビーム衝突の評価も含めて詳細な検討が必要である。速やかなビーム回復を行うためにビームトリップの時間内でもすべての機器が動作状態を保持するが、最短時間でも数秒を必要とする。最も頻繁にビームトリップをもたらすと想定される高周波放電について、1秒以内のビーム回復を実現するための高速ビーム回復システムをビーム試験期間中に開発,実装する予定である。

no abstracts in English

Access

:

- Accesses

InCites™

:

Altmetrics

:

[CLARIVATE ANALYTICS], [WEB OF SCIENCE], [HIGHLY CITED PAPER & CUP LOGO] and [HOT PAPER & FIRE LOGO] are trademarks of Clarivate Analytics, and/or its affiliated company or companies, and used herein by permission and/or license.