Sm(
,n)反応断面積とs過程
Cross section of the
Sm(
,n) reaction and s-process
原 かおる; 北谷 文人
; 原田 秀郎
; 宇都宮 弘章*; 海堀 岳史*; 後神 進史*; 芳原 新也*; 牧永 あや乃*; 豊川 弘之*; 渡辺 幸信*
Hara, Kaoru; Kitatani, Fumito; Harada, Hideo; Utsunomiya, Hiroaki*; Kaihori, Takeshi*; Goko, Shinji*; Hohara, Shinya*; Makinaga, Ayano*; Toyokawa, Hiroyuki*; Watanabe, Yukinobu*
放射性核種
Sm(半減期90年)はSm-Eu-Gd領域におけるs過程分岐核である。その中性子捕獲断面積は、中重質量の漸近巨星分枝星(AGB星)におけるHe殻パルス燃焼時の温度を見積もるために重要なデータである。また、
Smは高レベル放射性廃棄物中に含まれる核分裂生成核種であるので、その中性子捕獲断面積は核変換研究のための基礎データの1つである。最近、セルンやカールスルーエの実験施設で、比放射能の極めて高い標的試料を用いて、
Smの中性子捕獲断面積が測定された。その一方で、星の環境下では、
Smの基底状態だけではなく、励起状態も中性子捕獲反応率に寄与するため(特に
Smの第一励起状態は4.8keV)、信頼できるモデル計算が求められている。産業技術総合研究所のレーザー逆コンプトン
線で、安定核種
Smの光核反応断面積(E
=8.3-12MeV)を測定した。得られた光核反応断面積を、中性子捕獲断面積の統計モデル計算に必要なE1
強度関数に対する制限として用いた。本発表では、
Smの光核反応断面積の実験結果と、TALYSコードを用いて計算した
Smの中性子捕獲断面積を示す。
no abstracts in English
- 登録番号 : BB20063128
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