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$$^{152}$$Sm($$gamma$$,n)反応断面積とs過程

Cross section of the $$^{152}$$Sm($$gamma$$,n) reaction and s-process

原 かおる; 北谷 文人  ; 原田 秀郎   ; 宇都宮 弘章*; 海堀 岳史*; 後神 進史*; 芳原 新也*; 牧永 あや乃*; 豊川 弘之*; 渡辺 幸信*

Hara, Kaoru; Kitatani, Fumito; Harada, Hideo; Utsunomiya, Hiroaki*; Kaihori, Takeshi*; Goko, Shinji*; Hohara, Shinya*; Makinaga, Ayano*; Toyokawa, Hiroyuki*; Watanabe, Yukinobu*

放射性核種$$^{151}$$Sm(半減期90年)はSm-Eu-Gd領域におけるs過程分岐核である。その中性子捕獲断面積は、中重質量の漸近巨星分枝星(AGB星)におけるHe殻パルス燃焼時の温度を見積もるために重要なデータである。また、$$^{151}$$Smは高レベル放射性廃棄物中に含まれる核分裂生成核種であるので、その中性子捕獲断面積は核変換研究のための基礎データの1つである。最近、セルンやカールスルーエの実験施設で、比放射能の極めて高い標的試料を用いて、$$^{151}$$Smの中性子捕獲断面積が測定された。その一方で、星の環境下では、$$^{151}$$Smの基底状態だけではなく、励起状態も中性子捕獲反応率に寄与するため(特に$$^{151}$$Smの第一励起状態は4.8keV)、信頼できるモデル計算が求められている。産業技術総合研究所のレーザー逆コンプトン$$gamma$$線で、安定核種$$^{152}$$Smの光核反応断面積(E$$_{gamma}$$=8.3-12MeV)を測定した。得られた光核反応断面積を、中性子捕獲断面積の統計モデル計算に必要なE1$$gamma$$強度関数に対する制限として用いた。本発表では、$$^{152}$$Smの光核反応断面積の実験結果と、TALYSコードを用いて計算した$$^{151}$$Smの中性子捕獲断面積を示す。

no abstracts in English

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