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JT-60SA P-NBI加熱装置の制御系改造(100秒化)の予備設計

Preliminary design of the control system of the positive-ion based NBI system in JT-60SA

岡野 文範; 本田 敦; 大島 克己; 篠崎 信一 ; 沼澤 呈*; 池田 佳隆

Okano, Fuminori; Honda, Atsushi; Oshima, Katsumi; Shinozaki, Shinichi; Numazawa, Susumu*; Ikeda, Yoshitaka

JT-60SA計画において、NBI(中性粒子ビーム)加熱装置は、100秒,34MWの入射が求められている。この要求を実現するためには、電源設備等の増力に加え制御系の大幅な改造が必要である。既設正イオンNBI加熱装置の制御システムは、製作から20年以上経過し、経年劣化による一部の故障で全体が停止してしまう現象も顕在化しており、100秒入射対応を契機として、高信頼性・汎用性・拡張性等を考慮した制御系を新たに構築する必要がある。このためJT-60SA用の正イオンNBI加熱装置制御系として、高信頼性で汎用性の高いPLC(Programmable Logic Controller)を主要制御機器に採用する。既設制御システムが、PLCに移行できるかの検討を行い、(1)高速処理(数百$$mu$$s)が必要なタイミング制御部は、プログラム量及び入出力点数等の制限を設けることで高速PLCにより移行は可能である。(2)データ収集系はPLCと計測器等を用いることで、最速10msサンプリングで大容量処理が可能である。(3)マンマシン系には、監視画面作成用ソフトウェア(SCADA)を用いることで、操作性の良い監視・操作画面の作成が可能である、ことが明らかとなった。講演では、これらの検討に基づく、PLCを主体とした正イオンNBI加熱装置制御系の100秒化改造の基本設計を報告する。

no abstracts in English

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