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4$$f$$-115系TbRhIn$$_5$$の磁気構造の研究

The Magnetic structure study of 4$$f$$-115-system TbRhIn$$_5$$

目時 直人   ; 菅井 孝志*; 水野 文夫; 芳賀 芳範   ; Hieu, N.*; 大貫 惇睦

Metoki, Naoto; Sugai, Takashi*; Mizuno, Fumio; Haga, Yoshinori; Hieu, N.*; Onuki, Yoshichika

RRhIn$$_5$$(R:希土類)は重い電子系超伝導体Ce115やPu115と同じ正方晶HoCoGa$$_5$$型構造の化合物である。帯磁率の温度依存性や、ネール温度がde Gennesの式に従うこと、またR=Nd, Tb, Dy, Hoでは容易軸方向に、同じ二段のメタ磁性転移を示すことから、これらの化合物はよく似た性質を持つ局在反強磁性体と考えられる。今回、TbRhIn$$_5$$の磁気構造を決定する目的で中性子散乱実験を行った。その結果、図に示すように$$q$$=(1/2 0 1/2)、磁気モーメントが$$c$$軸に平行な磁気構造を持つことがわかった。RRhIn$$_5$$(R=Nd, Tb, Dy, Ho)の磁気構造はすべて同じであり、4$$f$$電子の局在性によって非常によく似た電子状態を持つことが結論できる。また、日本物理学会2006年秋季大会で報告された$$q$$=(1/2 1/2 0)のピークは多重散乱であることを明らかにした。

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