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保障措置技術の高度化; 環境サンプリング,19

Report of IAEA Symposium on International Safeguards, 19; Environmental sampling

桜井 聡 

Sakurai, Satoshi

2006年10月16-20日に開催された第10回IAEA保障措置シンポジウムのセッション19、環境サンプリングの概要を報告する。本セッションでは6件の発表に多数の参加者が集まった。バルク分析やパーティクル分析における精度の向上や検出感度の改善については、着実に進展してきている。しかし、未申告活動の検知能力の強化を目指すうえで重要な分析技術、例えばプルトニウムやMOX粒子の同位体比測定あるいは採取された粒子が再処理された時期を決定するための分析などについては技術開発に着手したという段階であり、これを保障措置手法として確立するまでには解決しなければならない点が多い。北朝鮮の核実験を契機とする国際情勢を考えれば、早急な対応が望まれる。

The 10th IAEA Symposium on International Safeguards was held on 16-20 October 2006 at Wien, Austria. This paper summarizes the presentations at the session 19, Environmental Sampling.

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