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Understanding the long-term stability of a uranium deposit in a tectonically active area of Japan; New insights from the Tono Natural Analogue Project

変動帯に位置する日本におけるウラン鉱床の長期的な安定性の理解; 東濃ナチュラルアナログプロジェクトからの新たにわかったこと

太田 久仁雄 

Ota, Kunio

東濃ウラン鉱床は、約1千万年間に形成されてから、これまでに隆起・侵食や断層運動などの地質事象を被ってきたにもかかわらず、堆積岩中に安定に保存されてきている。ウラン鉱床の長期保存に関するプロセスを把握し、その評価モデルを開発することは、地質環境の変遷を考慮した地層処分システムの長期的な安全評価の信頼性を向上させるために重要な意義を持つ。これまでに実施してきた地質学的・地球化学的な調査や熱力学的な解析の結果から、ウランの存在状態や長期的な地球化学環境の保持などが明らかとなり、ウラン鉱床の地質学的変遷に伴うウランの移動・遅延のシミュレーションにおいても、ウランの長期保存に寄与するプロセスについて整合的な結果が得られた。本報告では、これまで約20年にわたってナチュラルアナログ研究の成果として、特にウラン鉱床の長期保存に寄与した要因に着目して、新たに得られた知見をまとめる。

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