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ラドン研究の現状と展望

Review and prospects on radon studies

石森 有  

Ishimori, Yuu

ラドン研究は放射能が発見されて以来、最も古い歴史を持つ研究分野の一つである。近年はUNSCEAR1982で一般環境における公衆の被ばく線量が初めて実効線量当量で示され、自然放射線による被曝の約半分が屋内ラドンに起因するとされてから、注目されてきた。研究発表会においても、この20年間、ラドンに関する研究発表は平均的に約2割を占め、相変わらず保健物理研究の大きな部分を占めていることが確認される。ラドン研究は環境放射能,人体影響,校正,測定法,放射線管理技術,環境影響評価など保健物理に直接関連する課題のほか、リスクコミュニケーション,教育,気象・拡散,大気電気,粉塵,地下水・温泉,地質調査,火山,地震等の関連で広がりがある。保健物理分野におけるラドンの主要な研究領域である「校正手法・国際比較」「測定手法」「測定」「リスク・線量評価」「環境影響・大気拡散」について概説した。

no abstracts in English

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