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食品照射; 世界の状況と日本の取り組み

Food irradiation; Status of the world and Japan

久米 民和

Kume, Tamikazu

食品照射について、世界の状況及び日本の取り組み状況をレビューした。食品照射は、放射線の生物学的作用を利用して食品の衛生化、食料の損耗防止を目的とする処理技術である。日本では、1960年代に本格的な研究が開始され、1967年からは国の特定総合研究として約20年間実施された。1972年に馬鈴薯の照射が許可され、1974年に実用照射が世界に先駆けて開始された。しかし、我が国では馬鈴薯の発芽防止以外の食品照射は許可されていない。一方、海外では食品照射の実用化が急速に進展しており、日本は世界から取り残された状況となっている。このような状況下で、原子力委員会は、2005年12月に食品照射専門部会を設置し、約1年間の審議を経て報告書をまとめた。本報告では、食品照射専門部会での討議内容の概要を中心に現状の紹介を行った。

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