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Oxidation process of xylene in air under electron beam irradiation with TiO$$_{2}$$ and Ag/TiO$$_{2}$$

電子ビーム照射下におけるTiO$$_{2}$$及びAg/TiO$$_{2}$$を用いた空気中キシレンの酸化過程

箱田 照幸; 松本 加奈江; 水野 彰*; 小嶋 拓治; 広田 耕一

Hakoda, Teruyuki; Matsumoto, Kanae; Mizuno, Akira*; Kojima, Takuji; Hirota, Koichi

塗料工場からの換気ガス中に含まれる数十ppmv程度の芳香族有機化合物の分解、並びに分解生成物の選択的なCO$$_{2}$$への酸化促進を目的として、電子ビーム照射と触媒との併用による換気ガスの無害化処理技術の開発を進めている。本研究では、親水性の特徴を有する照射生成物の選択的なCO$$_{2}$$への酸化を主たる目的として、親水性表面を有するTiO$$_{2}$$、さらにその表面における電荷分離効果による酸化促進が期待できるAg担持TiO$$_{2}$$を併用触媒として用いた。具体的には、数十ppmvのキシレンを含む空気に電子ビームを照射するとともに、照射場あるいは非照射場に導入した触媒との併用によるキシレン及びその照射生成物の酸化分解挙動を調べた。この結果、これらの触媒を電子ビーム照射場の近傍に導入することにより、キシレン由来照射生成物が選択的にCO$$_{2}$$へ酸化され、また、Ag担持量が5wt%以上において最大濃度のCO$$_{2}$$を得ることができた。さらに、このAg担持によるCO$$_{2}$$生成促進は、Agによるオゾン解離から生じた活性酸素による酸化に基づくことを明らかにした。

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