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イオンビームを利用したスカシユリの突然変異誘発

Mutation induction of asiatic hybrid lily using ion beam irradiation

千葉 直樹*; 荒川 梢*; 中村 茂雄*; 鈴木 誠一*; 足立 陽子*; 横田 裕一郎; 長谷 純宏; 鳴海 一成

Chiba, Naoki*; Arakawa, Kozue*; Nakamura, Shigeo*; Suzuki, Seiichi*; Adachi, Yoko*; Yokota, Yuichiro; Hase, Yoshihiro; Narumi, Issei

スカシユリは、東アジア一帯に自生する原種に由来する交配群である。これまでに花の色素の組合せや、花弁の斑点の数を少なくすることを主要な育種目標とし、品種が開発されてきた。しかし、既にほとんどの交配可能な組合せで育種が行われているため、近年では新規性の高い品種が作出困難な状況にある。そこで、イオンビームを利用した突然変異育種により、新たなスカシユリの育種母本の作出を試みた。その結果、スカシユリの花皮片は、大きく開いているのが特徴であるが、同属別種のテッポウユリのように、開花後も花皮片が筒状の突然変異が見られた。花色の突然変異については、黄色が濃くなったM1系統が出現した。花皮片の斑点の数は、一般に多すぎると好まれない傾向にある。本調査では斑点が変化した8系統のM1を得た。これらの花皮片には全く斑点がないか、その数が減少していた。

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