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Magnetic fusion energy studies in Japan

日本における磁場核融合エネルギー研究

小川 雅生*; 飯尾 俊二*; 小森 彰夫*; 川端 一男*; 金子 修*; 井上 多加志; 鎌田 裕

Ogawa, Masao*; Iio, Shunji*; Komori, Akio*; Kawahata, Kazuo*; Kaneko, Osamu*; Inoue, Takashi; Kamada, Yutaka

本論文は、重イオンビーム慣性核融合国際シンポジウムにおいて、磁場核融合研究の進展を紹介するレビュー論文である。JT-60は日本における磁場核融合エネルギー研究の旗艦としての役割を果たしてきた。JT-60ではNBIとRF加熱により、電子温度10keV以上のDDプラズマを得て、規格化ベータ値2.3を22秒間に渡って維持した。またJT-60チームは高ポロイダルベータ放電において、従来から知られていた周辺部輸送障壁(ETB)に加えて内部輸送障壁(ITB)を発見し、ITBを形成した運転によりプラズマ閉じ込めを劇的に改善した。核融合科学研究所の大型ヘリカル装置(LHD)は世界最大の超電導磁石システムであり、最大磁場は3T、蓄積磁気エネルギーは1GJに達する。ICRF及びECRFを用いて、電子密度4$$times$$10$$^{18}$$m$$^{-3}$$,電子温度約1keVのプラズマを54分間、定常的に維持することに成功している。これまでに最高電子密度5$$times$$10$$^{20}$$m$$^{-3}$$(電子温度1keV)を達成している。本論文では、ITERに関連した磁場核融合研究の進展を報告する。

no abstracts in English

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