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Development of decomposition technology for formaldehyde in air by electron beam

電子ビームによる空気中ホルムアルデヒド分解技術の開発

島田 明彦; 広田 耕一

Shimada, Akihiko; Hirota, Koichi

薫蒸殺菌使用後のホルマリンガス(HCHOとCH$$_{3}$$OHを含む空気)の、短時間無害化処理技術として、電子ビーム(EB)法が考えられる。本研究では、100-1060ppmvのHCHO、1%の水分を含む10L/minの空気試料に吸収線量5-80kGyで照射を行った。その結果、初期濃度100, 280, 480, 1060ppmvのHCHOに対して、0-5kGyでの単位吸収線量あたりのHCHO濃度減少量は、それぞれ19, 35, 50, 64ppmv/kGyであった。これらの値は、OHラジカルの生成量10ppmv/kGyに比べ高いことから、連鎖反応が起きていると考えられる。HCHOの分解によりHCOOH, CO, CO$$_{2}$$が生成していることがわかった。CO, CO$$_{2}$$については線量とともに直線的に濃度が増加したが、HCOOHは5kGy以上で増加が緩やかとなったことから、OHラジカルはHCHOだけでなく、HCOOHとも反応すると考えられる。

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