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がん診断用$$^{76}$$Brの製造と$$^{76}$$Br-NuB2を用いたPETイメージング

Production of $$^{76}$$Br PET-radionuclide and $$^{76}$$Br-labeled antibody for PET imaging of cancer diagnosis

石岡 典子; 飯田 靖彦*; 渡邉 茂樹; 吉岡 弘樹*; 花岡 宏史*; 鈴井 伸郎; 松橋 信平; 遠藤 啓吾*

Ishioka, Noriko; Iida, Yasuhiko*; Watanabe, Shigeki; Yoshioka, Hiroki*; Hanaoka, Hirofumi*; Suzui, Nobuo; Matsuhashi, Shimpei; Endo, Keigo*

PET用核種として注目されている$$^{76}$$Brの臨床的有用性を明らかにするために、$$^{76}$$Brの製造法並びに$$^{76}$$Br結合抗体($$^{76}$$Br-NuB2)によるがん診断薬としての有効性について評価したので報告する。$$^{76}$$Brは、半減期16.0時間のポジトロン放出核種($$beta$$$$^{+}$$:57%)であり、医学診断で盛んに利用されている$$^{18}$$Fや$$^{131}$$Iと同属のハロゲン元素である。これらの核的・化学的性質は、新規PET用核種としての有用性が十分期待できる核種である。$$^{76}$$Brの製造は、$$^{76}$$Se(p,n)$$^{76}$$Br(直接法)及び$$^{79}$$Br(p,4n)$$^{76}$$Kr(T$$_{1/2}$$:14.6 h)$$rightarrow$$$$^{76}$$Br(間接法)により行い、得られた$$^{76}$$Brは、それぞれ243MBqと11.5MBq(E.O.B.)であった。$$^{76}$$Brを抗体(NuB2)に標識後、担がんマウスに$$^{76}$$Br-NuB2を投与し、その体内動態を調べた。担がんマウスにおける$$^{76}$$Br-NuB2の体内動態については、$$^{76}$$Br-NuB2が腫瘍へ高く移行することを認めた。この結果は、$$^{76}$$Brを用いたがん診断薬剤の有効性を示している。

no abstracts in English

使用言語

 :

Japanese

掲載資料名

 :

巻

 :

号

 :

ページ数

 :

発行年月

 :

発表会議名

 :

2007日本放射化学会年会・第51回放射化学討論会

開催年月

 :

2007/09

開催都市

 :

静岡

開催国

 :

日本

キーワード

 :

no keyword

特許データ

 :

PDF

 :


論文URL

 :

研究データの公開先DOI

 :

使用施設

 :

TIARA(イオン照射研究施設)

広報プレスリリース

 :

論文解説記事
(成果普及情報誌)

 :

受委託・共同研究相手機関

 :

群馬大学

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