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精密調査の基盤技術の開発; 新しい定量的岩盤分類法の検討

Development of the technical basis for detailed investigation; Development of a new quantitative rock mass classification

久慈 雅栄; 見掛 信一郎 ; 黒田 英高; 松井 裕哉 

Kuji, Masayoshi; Mikake, Shinichiro; Kuroda, Hidetaka; Matsui, Hiroya

瑞浪超深地層研究所の研究坑道(立坑及び水平坑道)掘削では、掘削時の支保パターンの妥当性検討と実施支保パターンを選定するために既存の分類法(電研式,RMR,新JH式)による岩盤分類を行っている。しかし、今回対象とした堆積軟岩は岩盤強度が低く(数MPa)、風化作用もほとんどないことから、RMR及び新JH式では岩盤の性状の違いを十分に評価できていないと考えられる。一方、電研式は岩盤強度の違いは相応に考慮されているが、岩盤状態を数種類(例えばA, B, CH, CM, CL, D)で評価するため、連続した岩盤の性状変化を表現することが難しい。そこで、地盤工学会基準「岩盤の工学的分類法JGS3811-2004」をベースとした新しい岩盤分類法を、深度約45mまでの堆積軟岩で試行したうえで、深度約168mまでの堆積軟岩全体に適用した。その結果、同じ評価点法であるRMR及び新JH式と比較して深度方向の岩盤の性状変化(強度等)をより忠実に反映して、評価点の変化を得ることができた。

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