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Properties of radiochromic film dosimeters for low energy electron beam

低エネルギー電子線用フィルム線量計の特性

清藤 一; 小嶋 拓治; 武井 太郎*; 井出 崇*; 森 一郎*

Seito, Hajime; Kojima, Takuji; Takei, Taro*; Ide, Takashi*; Mori, Ichiro*

現在ガス処理や表面加工などへの応用が期待される数10$$sim$$数100keV電子線については、そのプロセスにおける品質管理が重要であり、その基準となる吸収線量測定技術の確立が必要である。このため、既存の放射線誘起着色を利用したフィルム線量計の応用拡大を検討する始点として、15$$sim$$55kGyの線量範囲でフィルム線量計(FWT60, B3)の$$gamma$$線照射を行い、線量計の応答特性及びそれに及ぼす照射後の経過時間の影響を調べた。この結果FWT60がB3よりも大きな線量応答値を示したが、応答曲線の線形性はB3の方が良い。照射後の吸光度の安定性については、いずれの線量計も照射後1か月において、線量の大きさによらず2%以内となり安定した。これらの結果は、低エネルギー電子線に応用するための基盤になるものである。

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