検索対象:     
報告書番号:
※ 半角英数字
 年 ~ 
 年

Standard dosimetry of a few MeV electron and $$^{60}$$Co $$gamma$$-ray in radiation processing

$$gamma$$線及び電子線基準線量計測技術の開発

清藤 一; 小嶋 拓治; 金子 広久; 羽田 徳之

Seito, Hajime; Kojima, Takuji; Kaneko, Hirohisa; Haneda, Noriyuki

原子力機構高崎研の照射場における線量率範囲は産総研における線量率範囲よりも2桁以上広い。線量率の異なる照射場で得られた電離箱の校正定数が整合性を持つことを評価するため、国際的な標準機関として位置づけられている英国物理学研究所(NPL)と大線量相互比較を行った。線量範囲5-50kGyでNPLのアラニン線量計及び重クロム酸線量計を郵送により交換し、互いの照射施設で照射・返送して、それぞれで求めた線量値の比較を行った。この結果、両者の間で$$pm$$2%以内の一致が得られた。これは原子力機構高崎研及びNPLそれぞれにおける校正精度の二乗和の平方根から求めた不確かさの合計2.1%ともよく整合している。また、放射線加工処理には電子線も広く利用されているため、$$^{60}$$Co $$gamma$$線量とMeV電子線量の整合性評価を行った。2MeVの電子線に対して熱量計で校正されたCTA線量計と$$^{60}$$Co $$gamma$$線に対して電離箱で校正されたアラニン線量計を、電子線で同時に照射・比較した。この結果、両者の線量測定値は2%以内で一致した。これは電子線のトレーサビリティにも$$^{60}$$Co $$gamma$$線量標準を応用できることを示している。

no abstracts in English

Access

:

- Accesses

InCites™

:

Altmetrics

:

[CLARIVATE ANALYTICS], [WEB OF SCIENCE], [HIGHLY CITED PAPER & CUP LOGO] and [HOT PAPER & FIRE LOGO] are trademarks of Clarivate Analytics, and/or its affiliated company or companies, and used herein by permission and/or license.