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水銀ターゲットの克服すべき技術の開発

Research and development on mercury target

二川 正敏  

Futakawa, Masatoshi

J-PARC物質・生命科学実験施設におけるJSNSパルス中性子源からの中性子初生は、2008年5月を予定している。その後、陽子ビームの増強を数年掛けて行い、1MW出力時には、先行しているSNSの1.4MW時のパルス中性子性能を凌ぐものと期待される。SNSとJSNSではともに核破砕標的として液体水銀を用いる。これは、標的である水銀自身の照射劣化を無視できること,冷却材としての機能を水銀に持たせることができること、などの理由による。しかしながら、大強度の陽子ビーム入射時には、水銀内部に核破砕反応に伴う熱衝撃による圧力波が発生し、容器は急激に押し広げられる。このとき、容器と水銀の接液界面近傍ではキャビテーションが生じ、それによる損傷が容器寿命を著しく低下させることが明らかになった。本講演では、当該課題に対して、SNSとの国際協力を含め、これまでに実施した技術開発の現状と今後の計画について紹介する。

no abstracts in English

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