検索対象:     
報告書番号:
※ 半角英数字
 年 ~ 
 年

Dance of plants with circadian clock

概日時計と植物の踊り

新沼 協*; 中川 繭; Calvino, M.*; 溝口 剛*

Niinuma, Kanae*; Nakagawa, Mayu; Calvino, M.*; Mizoguchi, Tsuyoshi*

概日リズムは生物が持つ約24時間周期の内因性のリズムである。シロイヌナズナの分子遺伝学的研究により、概日リズムの制御を受ける光周期依存型花成経路で主要な役割を果たす因子が、多数同定されている。しかし、花成以外で概日時計の制御下にある生理応答の分子機構に関する知見はあまり多くない。本論文では、これまでに考えられてきた概日リズム機構のモデルをまとめ、さらに概日時計による植物器官運動に関する研究の最近の進展について概説した。具体的には、(1)シロイヌナズナにおける概日時計モデルの確立の歴史,(2)シロイヌナズナの概日時計システムの修正モデル,(3)概日時計によって制御される器官運動における分子メカニズムの最近の知見,(4)トマトを用いた最新の時計生物学のモデル系と全体的な考察を示した。

no abstracts in English

Access

:

- Accesses

InCites™

:

パーセンタイル:13.66

分野:Biotechnology & Applied Microbiology

Altmetrics

:

[CLARIVATE ANALYTICS], [WEB OF SCIENCE], [HIGHLY CITED PAPER & CUP LOGO] and [HOT PAPER & FIRE LOGO] are trademarks of Clarivate Analytics, and/or its affiliated company or companies, and used herein by permission and/or license.