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大強度パルス中性子用シンチレーション検出器の開発,12; ISIS型1次元中性子検出器の中性子回折実験結果

Development of scintillator based neutron detectors for intense pulsed neutrons, 12; Neutron diffraction experiments with ISIS-type one-dimensional neutron detector

坂佐井 馨  ; 片桐 政樹; 中村 龍也  ; 曽山 和彦  ; 美留町 厚; 佐藤 節夫*; Rhodes, N.*; Schooneveld, E.*

Sakasai, Kaoru; Katagiri, Masaki; Nakamura, Tatsuya; Soyama, Kazuhiko; Birumachi, Atsushi; Sato, Setsuo*; Rhodes, N.*; Schooneveld, E.*

J-PARCの新材料解析装置用中性子検出器としてこれまで開発してきたISIS型大面積型シンチレーション検出器を用いて中性子回折実験を試みた。中性子回折実験は、JRR-3のMUSASIポートで行った。この試験では、中性子ビームをコリメートし、これを試料に照射し、その散乱中性子を試作した検出器で測定した。使用した試料は、Si(粉末),Ni(粉末)、及びFe(二相構造)である。二相構造のFe試料は、体心立方構造($$alpha$$-Fe)と面心立方構造($$gamma$$-Fe)が混合されてできたもので、それぞれ異なった格子定数を有する。なお、MUSASIポートでは中性子を取り出すためのモノクロメータとしてシリコンを用いており、中性子波長は2.2${AA}$である。Ni及びSiの散乱角を校正点とし、散乱角の関数としての二相構造Fe試料の散乱強度プロファイルからピークの散乱角を決定し、格子定数を求めた。その結果、$$gamma$$-Fe相は3.593${AA}$$$alpha$$-Fe相は2.860${AA}$となり、以前KEKで測定した値とほぼ一致し正確な値が得られた。

no abstracts in English

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