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暴露試験による低アルカリ性コンクリート中の鉄筋腐食に関する検討

Investigations for reinforcing steel corrosion embedded in low alkaline concrete by exposure test

小林 保之; 中山 雅 ; 竹田 宣典*; 松田 武*

Kobayashi, Yasushi; Nakayama, Masashi; Takeda, Nobufumi*; Matsuda, Takeshi*

本件は、低アルカリ性コンクリート中に埋め込まれた鉄筋の腐食挙動並びにコンクリート中の塩化物イオンの浸透挙動について海洋環境下における暴露試験によって調査したものである。調査の結果、普通コンクリートに比べ低アルカリ性コンクリートは塩化物イオンの浸透量が少ないものの鉄筋の腐食は早期に開始した。ただし、腐食形態は鉄筋の表層に広がるものがほとんどであり、塩害で観察されるような局部的な腐食は認められなかった。これらの要因としては、低アルカリ性のため、鉄筋表面に不動態皮膜が生成されにくいことが考えられた。今後は、腐食ひび割れの発生時期の予測が必要と考えられる。

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