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ITER-テストブランケットモジュール第一壁の製作実証試験

Demonstration of manufacturing process of FW component for ITER-TBM

荻原 寛之; 榎枝 幹男; 谷川 博康; 秋場 真人; 廣瀬 貴規

Ogiwara, Hiroyuki; Enoeda, Mikio; Tanigawa, Hiroyasu; Akiba, Masato; Hirose, Takanori

ITER-テストブランケットモジュール(TBM)では、冷却材流路を内蔵する低放射化鋼製壁をベリリウム(Be)アーマで被覆した第一壁を採用する予定である。本報では、原子力機構において実施した熱間等方圧加圧法(HIP)による実機大TBM第一壁の製作実証試験及びBeアーマと低放射化鋼の接合試験結果について報告する。第一壁は、冷間及び熱間圧延により製作したF82H製矩形管及び板を曲げ加工後TIG溶接により組立てた後にHIP接合で一体化する製作方法を採用した。HIP熱履歴の最適化及び組立隙間の極小化等の対策により、第一壁構造体の寸法変化は、後工程での矯正が可能な範囲に抑制された。構造物に対する検査の結果、鋼の結晶粒は接合界面を跨いで形成されており、空隙等の接合欠陥がないことを確認した。また、BeとF82Hの異材接合試験では、接合界面にクロムを拡散障壁として用い、接合温度を最適化することで、接合強度低下の要因となるBeの鋼への拡散を抑制することに成功した。これらの成果により、工業的に施工可能な工程での第一壁の製作に見通しが得られた。

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