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金属含有イオン液体を用いた新規材料創成

Innovation of novel materials with metal-containing ionic liquids

青柳 登   ; 下条 晃司郎   ; 永石 隆二 ; 長縄 弘親  ; 木村 貴海 

Aoyagi, Noboru; Shimojo, Kojiro; Nagaishi, Ryuji; Naganawa, Hirochika; Kimura, Takaumi

イオン液体の新たな特性を発現させるべく、ウラニルチオシアナト錯体やクロロフェラート錯体を含有したイオン液体を合成しクロミック特性の観測や磁化測定を行い構造と機能発現について考察した。[C$$_{4}$$mim]/[UO$$_{2}$$$$^{2+}$$]の比を変化させた場合、呈色が1(濃紫)2(紅赤)3(黄丹)4(ワインレッド)となり、3については呈色の温度に関する刺激応答性(77K:山吹色,360K:茜色)があり、サーモクロミックイオン液体がアクチノイド化合物で得られることがわかった。また、鉄(III)をアニオンとするイオン液体の低温での磁化測定により、[C$$_{4}$$mim][FeCl$$_{4}$$], [C$$_{m,8,8,8}$$][FeCl$$_{4}$$], [P$$_{6,6,6,14}$$][FeCl$$_{4}$$]のどれもが反強磁性的相関を示すヒステリシスループを持つことがわかった。これらの特性は、温度が目視できる示温性マッピング材料の創製や真空のシール材として利用できる可能性を高めると考えられる。

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