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国連科学委員会(UNSCEAR)最新情報

Up-to-date information on the UNSCEAR

吉澤 道夫  

Yoshizawa, Michio

国連科学委員会(UNSCEAR)は、電離放射線の線源と影響に関する広範囲なレビューを行い、報告書を刊行している。UNSCEAR第56回会合が7/10-18にウィーンで開催され、2008年報告書の文書がすべて承認された。そこで、新しい報告書の特徴などを簡単に紹介する。今回のUNSCEAR報告書では、放射線影響の最新のトピックスが多く取り上げられている。特に、発がん以外の人の放射線影響及び人以外の生物への放射線影響が初めて取り上げられたのが特徴である。また、チェルノブイリ事故の健康影響が改めて総括されている。各種線源からの公衆と作業者の被ばくでは、自然放射線源からの公衆被ばく線量の世界平均値がまとめられているが、その値(年2.4mSv)は2000年報告書の値と同じである。作業者の被ばくについては、自然放射線源からの職業被ばくが大きく取り上げられている。さらに、被ばく線量について特筆すべきなのは、医療被ばくの一人あたり線量が高くなってきていることである。

no abstracts in English

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