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Recent progress in development of Thomson scattering diagnostics in JT-60U

JT-60Uにおけるトムソン散乱計測装置の開発の最近の進展

波多江 仰紀

Hatae, Takaki

JT-60におけるトムソン散乱計測に関する最近の研究について、次の3つのトピックスについて報告する。(1)フーリエ変換分光を用いたトムソン散乱計測: フーリエ変換分光に基づく2チャンネル偏光干渉計を開発した。TPE-RX逆磁場ピンチ装置で原理実証試験を行った結果、電子温度が測定でき、本計測法の有効性を示すことができた。(2)トムソン散乱計測のための先進レーザー技術の開発: Cr, Nd共添加セラミックスレーザー媒質に着目し、添加比を選択した結果、従来結晶の1.5倍の増幅率を得た。また誘導ブリルアン散乱を用いたパルス圧縮技術を開発中であり、理想的な条件の下で波長1064nm,パルス幅12nsのレーザー光を、356psまで圧縮することができた。(3)位相共役鏡を用いたマルチパストムソン散乱: 位相共役鏡でレーザー光を折り返しトムソン散乱光の増大と、高繰り返し計測を目指し、マルチパストムソン散乱計測法を開発中である。

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