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イレウスチューブのバルーン内圧制御系の設計

Design of balloon pressure control system for ileus tube

関 健史*; 長縄 明大*; 岡 潔; 芳野 純治*

Seki, Takeshi*; Naganawa, Akihiro*; Oka, Kiyoshi; Yoshino, Junji*

小腸は空腸と回腸からなる全長約3mの消化器であるが、空腸と回腸は腸間膜のみで後腹壁に固定されているため任意の方向に動いてしまい、従来の内視鏡では検査が困難であった。このため、近年ではダブルバルーン内視鏡やカプセル内視鏡の開発により、小腸全域検査が可能となったものの、これらの内視鏡は、腸閉塞の患者に適用することはできない。そこで著者らは、イレウスチューブに外径1mmの極細光ファイバスコープを組合せ、腸閉塞の患者にも適用できる新しい小腸内視鏡の研究開発を行っている。本手法では体内に挿入されたイレウスチューブを体外に引き抜く際に小腸全域検査を行うことを計画している。本研究では、イレウスチューブを体外に引き抜く際に、手繰り寄せている腸管を徐々に開放するためのバルーン内圧を制御するシステムを構築し、基礎的な性能検証を行ったのでその結果について報告する。

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