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イオンビーム照射によるラベンター精油変異体作出の試み,2; $$^{12}$$C$$^{6+}$$ビームと$$gamma$$線がカルスの増殖と不定芽形成に及ぼす影響

Creation of lavender volatile oil mutants using ion beam irradiation, 2; Comparative effect of $$^{12}$$C$$^{6+}$$ beam and $$gamma$$-ray irradiation on callus growth and indefinite bud formation

津呂 正人*; 岩田 千鶴*; 片岡 利栄*; 吉原 亮平; 長谷 純宏

Tsuro, Masato*; Iwata, Chizuru*; Kataoka, Rie*; Yoshihara, Ryohei; Hase, Yoshihiro

ラベンダーはシソ科の常緑小低木であり、花穂を水蒸気蒸留して得られる精油は香料あるいは香粧品として利用されることが多く、その需要は高い。本研究では、培養細胞への炭素ビーム照射により、エッセンシャルオイル成分比が親植物体と大きく異なり香調が変化した変異体の作出、及びカンファー及びボルネオール等の香調を低下させる成分の生産が著しく低下した変異体の作出を目指している。照射後培養してカルス増殖及びシュート形成率を評価したところ、$$gamma$$線と比較して、炭素ビームにおいてより低い線量でカルス増殖及びシュート形成が抑制されており、細胞に及ぼす線量効果が$$gamma$$線と炭素ビームで大きく異なることが明らかとなった。現在、照射区で得られたシュートについて発根・馴化を行っており、得られた植物体について、順次形質調査を進める予定である。

no abstracts in English

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