検索対象:     
報告書番号:
※ 半角英数字
 年 ~ 
 年

医学用放射性核種$$^{64}$$Cuの新規製造法の開発

A Novel production method of $$^{64}$$Cu for medical applications

渡邉 茂樹; Liang, J. X.; 飯田 靖彦*; 花岡 宏史*; 渡辺 智; 遠藤 啓吾*; 石岡 典子

Watanabe, Shigeki; Liang, J. X.; Iida, Yasuhiko*; Hanaoka, Hirofumi*; Watanabe, Satoshi; Endo, Keigo*; Ishioka, Noriko

$$^{64}$$Cuは半減期12.7時間の放射性核種で、壊変形式が多様である($$beta$$$$^{+}$$=19%, $$beta$$$$^{-}$$=39%, EC=42%)ことからPET又はガン治療用として医学分野での広い利用が期待されている。われわれはこれまで医学利用を目的として$$^{64}$$Ni(p,n)$$^{64}$$Cu反応による無担体$$^{64}$$Cu製造法を開発し、定常製造を実現してきた。現在では、今後医療現場で$$^{64}$$Cuを製造するうえで必須となる製造装置の開発を進めている。これまで$$^{64}$$Cuの分離には陰イオン交換法が用いられてきたが、この方法は容易にNiを除去できるものの、$$^{64}$$Cuとともに生成する放射性Coの除去が困難で、医学利用可能な高純度の$$^{64}$$Cuを高収率で分離するには長いカラム,多量の酸溶媒が必要であった。一方で、装置は狭い遮蔽セル内ですべての操作を行うため、装置化には短いカラムで効率良い$$^{64}$$Cuの分離が必須である。そこで、この条件を満たす分離法としてキレート交換法を採用した$$^{64}$$Cu新規製造法の開発を行った。さらに比放射能測定及び$$^{64}$$Cu標識薬剤合成を行い、今回開発した製造法の医学利用の可能性について評価した。

no abstracts in English

Access

:

- Accesses

InCites™

:

Altmetrics

:

[CLARIVATE ANALYTICS], [WEB OF SCIENCE], [HIGHLY CITED PAPER & CUP LOGO] and [HOT PAPER & FIRE LOGO] are trademarks of Clarivate Analytics, and/or its affiliated company or companies, and used herein by permission and/or license.