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相対論的飛翔鏡; 高強度場物理とアト秒コヒーレントX線へ向けて

Relativistic flying mirror; Towards high field physics and attosecond science

神門 正城

Kando, Masaki

高出力レーザーによって励起されるプラズマ航跡場の中では、パラボラ形状をした密な構造を持つ電子密度変調が生成され、ほぼ光速で伝播する。この構造に、反対からレーザーパルスを入射すると、一部が反射される。この構造が、あたかも相対論的な飛翔鏡のように作用し、反射されるレーザー光は、時間的に圧縮され、二重ドップラー効果により周波数が上昇する。この手法を用いることで、10$$^{29}$$W/cm$$^2$$の集光強度による真空の破壊現象といった高強度物理やアト秒の高強度,コヒーレントX線発生によるアト秒科学の推進といった展望が拡がると期待される。講演では、この飛翔鏡からの反射と周波数上昇の原理を検証した実験とについて紹介する。原理検証実験では、入射光の周波数の56-110倍のXUV領域の反射光を10$$^7$$photons/sr観測した。改良型実験においては、この光子数を1000倍に増大することが可能になっている。

no abstracts in English

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