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イルメナイト酸化物MTiO$$_{3}$$(M=Mn, Fe, Co, Ni)のTi-M間電荷移動励起

Inter-metallic charge transfer in ilmenites

安居院 あかね; 魚住 孝幸*; 水牧 仁一朗*; Kaamber, T.*

Agui, Akane; Uozumi, Takayuki*; Mizumaki, Masaichiro*; Kaamber, T.*

MTiO$$_{3}$$(M=Mn, Fe, Co, Ni)の結晶構造はイルメナイト構造をとり、イルメナイト系物質として知られる。FeTiO$$_{3}$$の場合磁気構造は面内強磁性,面間反強磁性になっている。発光スペクトルを入射エネルギー位置を0eVとして、エネルギーロス表示にした場合2.5eV, 4.5eV付近に新たに観測された。この新しいピークは着目している遷移金属原子とそのまわりの配位子を考慮しただけの単純なクラスターモデルでは説明することができなかった。われわれは新たに、着目している遷移金属原子Tiとそのまわりの配位子のほかにFeも考慮したダブルクラスターモデルに基づくモデル計算を開発し解析した。その結果、新しい二つのピークは、Ti 3d-Fe3d間の電荷移動(dd電荷移動)によるものであることが明らかになったので報告する。

no abstracts in English

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