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高密度ポリエチレン基材に基づく固体高分子型燃料電池膜の研究; UV法と$$gamma$$法の比較

High-density polyethylene-based polymer electrolyte membranes for application in fuel cell by UV-method and $$gamma$$-method

木村 祥亮*; 黒田 真一*; 久保田 仁*; 浅野 雅春; Chen, J.; 前川 康成; 吉田 勝

Kimura, Yosuke*; Kuroda, Shinichi*; Kubota, Hitoshi*; Asano, Masaharu; Chen, J.; Maekawa, Yasunari; Yoshida, Masaru

電子線照射により架橋を導入した架橋高密度ポリエチレン(cHDPE)に、基材表面にのみラジカル生成が可能な光グラフト(UV法)と基材内部にまでラジカル生成が可能な$$gamma$$線グラフト($$gamma$$法)を利用してグラフト鎖を導入、次いでスルホン化により電解質膜を作製した。電解質膜の耐久性を80$$^{circ}$$Cの熱水中で評価したところ、UV法では$$gamma$$法に比べ約10倍スルホン酸基保持グラフト鎖が化学的に安定であることがわかった。$$gamma$$法では、基材自身の分子鎖切断が優先的に起こり、主鎖の低分子化とともに基材表面のみならず内部へも生成することから、その場所を起点に短いグラフト鎖が分布するため、スルホン酸基保持グラフト鎖の分解が加速されたと推察した。一方、UV法では、スルホン酸基保持グラフト鎖が基材の表面から内部に伸長する過程において、より高分子化が可能であり、結果的に基材内部で複雑な絡み合いなどを形成するため、脱離し難い構造になったと考えた。

no abstracts in English

使用言語

 :

Japanese

掲載資料名

 :

巻

 :

号

 :

ページ数

 :

発行年月

 :

発表会議名

 :

第13回高分子表面研究討論会

開催年月

 :

2009/01

開催都市

 :

東京

開催国

 :

日本

キーワード

 :

no keyword

特許データ

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PDF

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論文URL

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研究データの公開先DOI

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使用施設

 :

コバルト60照射施設

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