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ITERダイバータ不純物モニター光学系の試作と評価

Development and test on the prototype of the Impurity Influx Monitor (divertor) for ITER

岩前 敦; 杉江 達夫; 小川 宏明; 河西 敏*; 草間 義紀

Iwamae, Atsushi; Sugie, Tatsuo; Ogawa, Hiroaki; Kasai, Satoshi*; Kusama, Yoshinori

ITER計画において日本はダイバータ不純物モニターの調達を予定している。上部ポート光学系用として試作した実機サイズの光学部品の組み立て、諸性能の評価を行った。上部ポート光学系は、モリブデン、アルミの金属ミラーを用いた先端部光学系、中性子遮蔽のためのドッグレッグミラー部、カセグレン型集光光学系から成る。カセグレン望遠鏡の集光面には50視線のマイクロレンズアレイを配置する。マイクロレンズによりトロイダル方向に視野を広げて、集光効率を増す。1視線あたりのポロイダル方向空間分解能を計測すると最大33mmであり、これはITER計測要求の空間分解能50mm以下を満たす。周辺プラズマのB2-Eireneシコードを用いたミュレーションによって得られたプラズマパラメータをもとに、ダイバータプラズマでのHe原子及び炭素C IVイオンからの発光線強度を評価した。観測用光ファイバーから連続光を入射し、先端部光学系に配したマイクロレトローリフレクタアレイからの戻り光を利用して光学系の反射率及び透過率の分光計測が可能であることを実証した。

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