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偏極中性子によるTmMn$$_2$$O$$_5$$の磁気カイラリティの研究

Polized neutron diffraction study of magnetic chirality in TmMn$$_2$$O$$_5$$

脇本 秀一  ; 木村 宏之*; 福永 守*; 武田 全康  ; 加倉井 和久; 野田 幸男*

Wakimoto, Shuichi; Kimura, Hiroyuki*; Fukunaga, Mamoru*; Takeda, Masayasu; Kakurai, Kazuhisa; Noda, Yukio*

マルチフェロイック物質RMn$$_{2}$$O$$_{5}$$における磁性誘起強誘電性の起源としてS$$times$$SによるものとS・Sによるものの2つが提唱されている。一方、R=Tmでは、つい最近、LT-ICM相の低温領域(4K)で電気分極の方向がb軸からa軸に変化する新たな転移が発見された。この分極フロップ転移とスピンカイラリティの関係を調べるため、TmMn$$_{2}$$O$$_{5}$$単結晶を用いて電場中偏極中性子回折実験を行った。結果、6KではP//bの分極発現に寄与するbc面カイラリティが存在するが、分極フロップしP//aとなった3.8Kではこれが完全に消失することを発見し、LT-ICM相ではS$$times$$Sによる分極がドミナントであることを示す結果を得た。

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