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原子力機構,炉外でのレンズ状ボイドスイープ現象模擬に成功

A Report on out-pile lenticular void sweep test results

石井 徹哉

Ishii, Tetsuya

原子力機構では、高速炉を利用したMA燃焼処分概念の実用化を目指し、高濃度Am含有酸化物型燃料や不活性母材型燃料の製造技術開発・物性研究を実施している。これらの新概念燃料の照射挙動は、「常陽」等の実験炉を利用した照射試験により確認することが一般的であるが、多大な試験費と長期の試験時間が必要となる。そのため、研究開発効率向上の観点から、照射試験を代替できる炉外実験手法の確立が望まれていた。そこで原子力機構では、ニュークリア・デベロップメント、並びに、助川電気工業の協力の下、高濃度Am含有酸化物燃料の照射挙動模擬を主目的として、1970年代に国内外で利用された方式を参考にした、遮蔽型試験施設(グローブボックスあるいはホットセル)内実施型の温度勾配下恒温加熱試験手法の開発を進めてきたが、このたび、ニュークリア・デベロップメントの試験施設に設置した試作試験装置によるUO$$_{2}$$ペレットを用いた燃料挙動模擬性検証試験において、高速炉用酸化物燃料の照射挙動として最も特徴的な、レンズ状ボイドスイープ現象の再現に成功し、開発中の試験手法の有効性を確認した。

no abstracts in English

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