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地球規模のヨウ素-129海洋拡散シミュレーション

Simulation of the marine diffusion of iodine 129 in the worldwide ocean

中野 政尚 ; 武石 稔 

Nakano, Masanao; Takeishi, Minoru

海洋環境放射能による長期的地球規模リスク評価モデル(LAMER)を開発し、これまでに地球規模のH-3, Cs-137, Pu-239, 240三次元濃度分布を計算によって再現してきた。今回、I-129について再処理施設,大気圏内核実験等からの放出を考慮し、地球規模の海水中三次元濃度分布を計算し、検討した。2005年における表層海水中I-129濃度計算値においては、北大西洋の濃度が比較的高く、太平洋では2$$sim$$3桁低い濃度が計算された。また、起源別にI-129濃度を調査したところ、北西太平洋においては欧米の再処理施設からの大気放出からの寄与がほとんどを占めていると計算された。しかしながら、計算値は実測値と比べると半分程度の濃度しか得られず、考慮した放出源のほかにも大きな放出源が存在することが推察された。

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